2020.08.19
【接客の流れ】憧れのショップで働きたい!でも、接客って何すればいいの!?
一見、人とお話することが得意なら簡単そう!と思われている接客。
実際は、様々なテクニックや知識がものを言う、奥の深いお仕事なんです。
今回は店舗での接客のおおまかな流れと、テクニックについてご紹介していきます。
<接客の流れ>
【動的待機】
接客をしていないときの待機時間は、
商品を整える・品出し・棚の掃除など、作業をしているとお客様が入店しやすくなります。
わざとらしくない自然な表情やしぐさを意識し、
決して販売員同士でかたまって話しているなんてことのないようにしましょう。
【声出し】
お客様を呼び込む為に声を出し、活気を出して入店しやすくします。
何をどのように言うか工夫し、お客様との距離を考え声の大きさを調整しましょう。
カウンター内で下を向きながら「いらっしゃいませ」と言われても
お客様には歓迎感は伝わりませんよ!
【ファーストアプローチ】
お客様に声を掛けましょう。
第一印象を良くするとその後の会話がスムーズになります。
タイミングや位置、言葉選びを工夫すると「買わされるかも」という抵抗感をなくすことができます。
他人に入ってこられると不快になるパーソナルスペースを避け、
大股で一歩程度離れた場所から話しかけ、徐々に近づくようにしましょう。
【セカンドアプローチ】
最初のお声掛けから一定の時間を空けたら、再度話し掛けましょう。
什器一つ分離れ、お客様の行動を観察し、タイミングを見計らいます。
商品をとる度に話し掛けると不快に思うお客様もいるので、注意しましょう。
【ニーズ把握】
ニーズとはお客様の要望や悩みのこと。
自分から全て話してくれるわけではないので、引き出すための会話スキルや雰囲気作りが重要です。
一方的に質問するのではなく、共感を交えながら、答えやすいように工夫してみましょう。
お客様自身も気づいていないようなニーズ(潜在ニーズ)を引き出せると、
より一層満足度の高い提案が出来るようになります。
また、お客様の行動や身につけているものを把握し、
好きなテイストや口には出さないニーズも探ってみましょう。
【商品提案】
お客様のニーズに合わせて商品を選び、提案しましょう。
具体的なオススメの理由を伝えることで説得力を持たせることが出来ます。
「カワイイ、似合う」と抽象的な表現や、「私も持ってるんです、雑誌に載ったんです」では、何の説得力もありません。
「お客様の肌色になじんでいるので、血色よく見えますね」や、
「長時間座ってもシワになりにくいので、旅行の時などにもぴったりですね!」など、
お客様の状況に合わせてどのメリットを話すか考えながらオススメしてみましょう。
実際に使用しているところをイメージしてもらい、必要であることを印象づけると、メリットが伝わりやすいです。
なぜお客様に提案したのかをわかりやすく言語化するスキルが、ワンランク上の接客を目指すために必要です!
【フィッティング】
着用することでサイズなどの違和感がないかを確認します。
なぜサイズが合っているか、なぜ似合うのかなど、具体的な指摘をすると説得力が増します。
外見観察をして隠れたニーズを見逃さないようにしましょう。
【クロージング】
お客様が購入の決定をする場面で、販売員がお客様の背中を押すことを指します。
畳みかけてプレッシャーを与えないように注意が必要ですが、
お客様が誰かの一押しを必要としている場合は、その方に合ったお話の仕方で、背中を押しましょう。
【お見送り】
会計後は「是非ご一緒させて下さい」という気持ちを込めて、お見送りします。
お客様が去った後もしばらくその場で見送り、振り返ったとき会釈できるようにしましょう。
最後まで気持ちよくお買い物が出来たお客様は、また必ずお店に足を運んでくれるはずです!
このような接客は、決して1日で出来るようになるものではありません。
接客の経験をたくさん積み、先輩方の接客のいいところを吸収し、それを自分らしく表現できるようになれば、
自分のファンとなってくれるお客様がたくさん来店してくれ、大きなやりがいに繋がっていくでしょう。
ぜひあなたも、やりがいのあるお仕事してみませんか?!
まずは、カンタン登録からのご応募お待ちしております(^-^)!
2020.07.22
【お役立ち情報】初めて販売する方必見!接客時に心得たい言葉使いとNGワード
今まで日常生活でしっかり敬語は使ってきたつもりだけど、接客販売を行う際に今まで使ってきた言葉が間違っていたかも・・・という経験ありませんか?
今回は接客販売を行う際につい間違えやすいNGワードと丁寧語をご紹介させていただきたいと思います。
これから接客販売のお仕事をしてみたいという方、これから販売の面接の予定があるという方は是非一度おさらいしてみてはいかがでしょうか。
◆まずは基本の接客7大用語を覚えましょう◆
接客販売のお仕事をする上で基礎となる用語です。
①「いらっしゃいませ」
②「少々お待ちくださいませ」
③「お待たせいたしました」
④「かしこまりました」
⑤「ありがとうございます」
⑥「恐れ入ります」
⑦「申し訳ございません」
上記のワードは就業前に必ずスムーズに使えるよう覚えておきましょう。
◆よくある間違ったワード◆
それでは、実際に使ってしまいがちなNGワードをご紹介させていただきます。
よくあるNGワード①『了解しました』『わかりました』
→上記の通り、了解の意味を込めた言葉は接客時においては『かしこまりました』『承知致しました』とお話するようにしましょう。
よくあるNGワード②『すみません』→『申し訳ございません』
→「すみません」は丁寧語ではなく口語なので、お客さまに使うには適していない言葉です。
よくあるNGワード③『ちょっとお待ち下さいね』→『少々お待ち下さいませ』
→接客中においてはその場を離れる必要がある事が多々発生します。その場合はどんなに短時間であっても必ず一言添えるようにしましょう。「ちょっとお待ち下さい」ですとカジュアルになりすぎるのでしっかり丁寧語でお伝えしましょう。
◆その他接客時に使いたい丁寧語一例◆
上記の他にも、接客時によく使ってしまいがちな間違ったNGワードをご紹介します。
「そうです」→「さようでございます」「おっしゃる通りです」
「どうでしょうか」→「いかがでしょうか」
「明日(あした)」→「あす、みょうにち」
「昨日(きのう)」→「さくじつ」
「今日(きょう)」→「ほんじつ」
「少し」→「少々」
「今」→「ただ今」
「あとで」→「のちほど」
「さっき」→「さきほど」
いかがでしたでしょうか。きちんとした言葉使いは接客時の他にも日常生活にも役立ちます。
正しい敬語を覚え、お客さまに気持ち良く過ごしてもらえるよう心がけましょう。
これから面接に行く方、お仕事をしていて言葉使いを指摘されてしまったという方は是非この機会におさらいしてみてください!!
2020.07.17
【ファッション用語のまとめ(初級編)】 覚えておきたい販売員用語のご紹介!
どの業界でも専門用語、業界用語といったものは存在します。
アパレル業界も例外ではなく様々な用語があり、初めてアパレル販売員として仕事をする人の中には
そういった専門知識の部分で不安を感じる方もいます。
そこで今回は、仕事を始める上で最低限覚えておくべき業界用語をご紹介したいと思います!
ボディ・トルソー
マネキンのことを指します。
ショップによって呼び方が異なるため、どちらも覚えておきましょう。
またボディが着ている商品は、お店の顔となります。新作商品の宣伝やシーズンのテーマなどを伝える意味合いを持つため、ボディの着せ替え作業も重要な仕事のひとつと言えます。
またボディは全身のことを指し、トルソーは胴体のことを指します。
バックヤード・ストックルーム
商品の在庫管理や検品作業を行う従業員専用のスペース。
お客様は立ち入れない場所です。
フィッティングルーム
試着室のことを指します。
パッキン
商品の詰められた段ボールのことです。
入荷された商品を段ボールから取り出し、点数や状態を確認する検品作業を行い店頭に商品が並びます。
またこの業務は、新人に任されるケースが多いです。
館(ヤカタ)
百貨店やファッションビルなど、その建物のことを指します。
また、身だしなみ等の規定も館によって異なります。
顧客さま
一般的にはお客様のことを指しますが、常連客を指すことが多いです。
3番
仕事中にお手洗いに行く際の隠語。
お客様の目を意識し働く販売員としては、店員同士の会話にも気を遣う必要があります。
お客様の前でもスマートに意思疎通が出来る便利な隠語と言えます。
DM(ダイレクトメール)
ダイレクトメールの略、葉書にメッセージを添えて顧客に送るケースが多いです。
アパレル業界以外でも一般的に使用される言葉なので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
キャッシャー
レジ、会計のこと。
ショッパー
商品を入れる買い物袋のこと。
ブランドロゴがデザインされている物が多く、広告としての役目もあります。
プロパー
定価販売をしている商品のこと。
~最後に~
今回ご紹介したアパレル業界用語、お仕事を始める前に予習されてみてはいかがでしょうか。
ひとまず上記の用語を覚えておけば、先輩スタッフからの仕事の指示にも対応出来るでしょう。
未経験の方でも、仕事場で人に聞かなくても分かるように専門用語などの知識を持っておくと
先輩スタッフからの評価も高くなり、楽しく仕事が出来ることでしょう。
勿論、紹介した用語以外にも仕事をしていく上で必要になってくる言葉があるので
スキルアップと共に、そういった知識の部分も積極的に取り組んでいきましょう。